【ゆうらリズム】子どもたちに寄り添い、支援と伴走をするのに苦しみが待ち受けています

コラム

そこから抜け出すために想像する力と意志の力を利用してみましょう。

1.お子さんが「暗い」と見える時も、その奥には「優しさ」があります。

「遅い」ではなく「丁寧さ」なのです。失敗は「挑戦した証し」です。

2.子どもにとって家族は世界そのもの。だからこそ精一杯、親に愛されようとします。

その努力が性格を形づくっていきます。

3.「よくできたね」よりも「ありがとう、助かったよ」と伝えてみましょう。

勇気をもらったよと伝えましょう。感謝される経験が、お子さんを自信ある人に育てます。

4.苦しいときこそ「誰かを喜ばせること」に目を向けてください。

小さなことでいいのです。他人のために「自分にできること」を見つけて実行することが心を救います。

5.問題の原因を責めるより「これからどうするか」に集中しましょう。

それが勇気を育てます。

6.甘やかすことと支えることは違います。

手を出しすぎず「自分でやってみる」練習の機会をつくることが、自立への力になります。

7.間違いを正すより「こんな方法もあるよ」と提案することが、子どもの意欲を引き出します。

8.過去を悔やむのでも未来を不安がるのでもなく、「今、この瞬間」に意識を集中して共に味わいましょう。

9.「できない自分」を責めている限り、人は前に進めません。

今の姿をそのまま認める勇気を持たせてあげてください。

10.子どもを育てる時に迷ったら、自分に問いかけてみましょう。

「この経験から、この子は何を学ぶだろう?」「自分が子どもだったらどう言ってほしいだろう」と。

きっとその視点が、子どもを成長させ、親自身をも支えてくれるはずです。

11.どんなときでも、Yes,butで臨みましょう。

肯定語で認め、子どもの言うことに耳を澄ませ、理解につとめましょう。

心にもない言葉、強がる言葉でも「そうだね」と受け止めます。

認められれば子どもは素直に内省する力をはぐくんでいきます。

 日野公三 明蓬館高等学校 理事長
      EuLa通信制中等部 統括ディレクター

  

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