【ゆうらリズム】指導力不足から支援力と伴走力不足へ

コラム

学校には、指導、支援、伴走の3つが必要です。

明蓬館SNECには、多職種連携チームがあります。

教員と支援員と相談員という、それぞれ異なるスキルを持つ職員陣がチームとなって一人の生徒を支えています。

スペシャル・ニーズ・エデュケーション。

本当を言うと、特別支援教育という訳字より英語そのものの方がぴったりきます。

スペシャルニーズ・エデュケーションセンターの略字がSNEC(すねっく)です。

一般社会、とりわけスポーツ界や産業界では、指導力だけ偏重したリーダーは業績を上げられず、評価されにくい時代になっています。

支援力、伴走力の重要性が高まっています。

一人ひとりの子どもたちの、固有、特有に見える教育ニーズを注視し、支援するとそれは一般化、普遍化できるものが実に多いです。

「指導力不足の教員」というワードをよく目にし、耳にしてきましたが、「支援力、伴走力不足の教員」というワードがまだまだ出てきません。

われわれ学校はいまだ、昭和をひきずっているのかもしれません。

猛省しなければなりません。

子どもたちは、指導力溢れる教員よりも支援力、伴走力溢れる教員を欲しています。

時間がかかりますが、避けては通れない課題です。

↓ 明蓬館高等学校が最も大切にしていること

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