不登校「行かなくてもいい」と言ったその先へ ― 自由な学びに責任を持つということ
「学校に行きたくないなら、行かなくてもいいよ」
この言葉が、少しずつ社会の中で受け入れられるようになってきました。
しかし、その先を、どれだけの大人が見据えているでしょうか。
子どもの「行かない」という選択を尊重することは、とても大切なこと。
けれど、自由を与えることと、放任することは違います。
大人がその先に責任を持ち、学びを支える仕組みを用意してこそ、
子どもの「生きる力」は本当の意味で育っていきます。
「行かなくてもいい」という選択の裏側
不登校の子ども達は、全国で30万人を超えています。
理由はさまざまですが、「学校という形に自分を合わせることの難しさ」を感じている子がここまで増えたことに、様々な立場から大人達も困惑しているでしょう。
こういった時代背景とともに、テレビや書籍、インターネットの世界でも、「学校には行かなくてもいい」という言葉が多く散見されるようになり、学校に苦しみを持つ子ども達にとって救いになったことと思います。
けれど、その一方で、「じゃあ、これからどうすればいいの?」という不安が残るのも事実であり、現実です。
安心して休むことと、学びを止めないこと。
その両方をどう支えるかが、今の社会の課題です。
自由の先に必要なのは「自分で学ぶ力」
自由な時間をどう使うか。
自分で学びを選び、続けていく力。
それは誰もが最初から持っているわけではありません。
EuLa通信制中等部では、「メタバース上にある学び場」という安心の場を通して、生徒一人ひとりが自分のペースで学びを取り戻せる仕組みをつくっています。
- 先生や仲間とつながるオンラインホームルーム
- “好き”から始めるマイプロ(探究活動)
- 週1回の個別面談と心理支援によるサポート
- メタバース上での授業・イベント参加
「自由に学ぶ」を叶えるには、
「自由でいられる環境」と「続けられる仕組み」の両軸が必要です。
大人が関わることを、やめない
EuLaでは、「干渉しすぎず、放っておかない」関わりを大切にしています。
子どもたちは、自由にされたからといって自然に自立できるわけではありません。
安心して失敗できる環境と、見守る大人の存在があってこそ、自分の力で考え、選び、学ぶ力が育ちます。
教員、支援員、相談員がチームで伴走し、生徒の学び・生活・心の3つを見守ります。
それは「学校に行かない」という選択の先でこそ、必要な支えです。
通信制という選択肢
EuLa通信制中等部は、「学校に行かないための場所」ではありません。
むしろ「自分で学ぶことを選び取る場所」です。
学校に行かなくても、学びは止まらない。
一人ひとりに合った方法で、好奇心や探究心を取り戻していく。
それがEuLaの考える、次世代の学びのかたちです。
結びに
「行かなくてもいい」と言えるようになった社会。
その次に必要なのは、「それでも学べる」社会です。
EuLa通信制中等部は、
子どもたちの自由と責任を、大人が共に支えていく学校でありたいと考えています。
もし、いまこの先の学びに不安を抱えていたら、まずはEuLaを体験してみませんか?
EuLaでは説明会、体験会、個別相談の窓口も設けております。
もしかしたら不安を解決する糸口につながるかもしれません。