月額最大4万円の補助!オンラインフリースクール「EuLa通信制中等部」が滋賀県草津市の補助金対象に

お知らせ

オンラインフリースクール「EuLa通信制中等部」は、2025年9月12日、滋賀県草津市が実施する「草津市フリースクール利用児童生徒支援補助金」の対象施設として認定されました。この認定は、不登校の児童生徒に多様な学習機会を提供するとともに、保護者の経済的負担を軽減することを目的としています。これにより、草津市在住で本校を利用する対象者は、学費等の補助を受けることが可能になります。

多様な学びの選択肢を支える、草津市の先進的な一歩

文部科学省の調査によると小中学校における不登校児童生徒数は年々増加し、学校以外の多様な学びの場の必要性が高まっています。中でも、時間や場所の制約を受けずに自宅から安心して学べるオンラインフリースクールは、子どもたちにとって新たな選択肢となっています。

しかし、フリースクールへの公的な補助は、依然として施設への「通所」を前提とする自治体も少なくありません。そのような中で、草津市がオンラインという新しい学びの形を補助の対象として認定したことは、不登校支援における先進的な一歩と言えます。

専門チームが伴走する「EuLa通信制中等部」の特長

EuLa通信制中等部は、さまざまな理由で学校に行かない選択をしている子どもたち、特に発達障害の特性による困り感や悩みを抱える生徒を最優先に受け入れています。

最大の特長は、「支援員」「相談員」「教員」の3専門職がチームを組み、一人ひとりに伴走する手厚いサポート体制です。担任役の支援員、心理資格を持つ相談員、教員免許を持つ教員が連携し、学習面とメンタル面から多角的に生徒を支えます。カリキュラムには、生徒の「好き」を起点にする探究学習「マイプロ」や、自己調整力を育む学習計画づくりなどを導入。これらの取り組みは保護者からも高く評価されており、「子どもが好きなことを通して、いきいきと学んでいる」といった声が寄せられています。

「草津市フリースクール利用児童生徒支援補助金」制度について

本制度は、不登校の状況にある子どもたちの社会的自立を支援するため、草津市が認定したフリースクールを利用する保護者の経済的負担を軽減することを目的としています。

  • 補助対象者: 草津市在住で、市が定める要件(※)をすべて満たす不登校児童生徒の保護者が対象となります。 ※年間30日程度の欠席、在籍校との情報連携への同意などが主な要件です。
  • 補助金額: 認定施設の授業料に対し、月額最大4万円を上限として、世帯の状況に応じて補助されます。
    • 生活保護受給世帯:全額(10/10)
    • 就学援助受給世帯:4分の3
    • 上記以外の世帯:2分の1
  • 詳細・申請方法: 制度の詳細は、草津市の公式ウェブサイトをご確認ください。
    https://www.city.kusatsu.shiga.jp/kosodate/teatejosei/freeschool900.html

今後の展望

今回の認定は、草津市在住の利用者にとって、経済的な負担を大幅に軽減し、これまでオンラインフリースクールという選択肢を費用面で一歩を踏み出せなかったご家庭にとって大きな後押しとなります。私たちEuLa通信制中等部は、この度の認定を大きな励みとし、誰もが自分に合った学び方を選べる社会の実現を目指して、今後も活動を続けてまいります。

EuLa通信制中等部より

この度は、「草津市フリースクール利用児童生徒支援補助金」の対象施設としてご認定いただきましたこと、心より感謝申し上げます。特に、オンラインという新しい学びの形を支援の対象としてくださった草津市の先進的なご判断に、深く敬意を表します。

学校に行きづらさを感じている草津市の子どもたち、そしてその保護者の皆様へ。今回の認定により、経済的なご負担を少しでも和らげながら、ご自宅から安心して学べる環境をお届けできることを大変嬉しく思います。この度の認定を励みに、草津市の子どもたちが自信を取り戻し、自分らしい未来へと歩み出せるよう、職員一同全力でサポートしてまいります。

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